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ブログ Buddha  宿曜術とは



**三・九の秘宿とは**
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正式には「三・九秘要の法」と言い、弘法大師以来口伝の術とされてきた秘法で、
「宿星の相互関係の吉凶を判断する」法です。
 占命版の「命」を起点に左へたどってゆくと、「栄・衰・安・危・成・壊・友・親」
の宿星が並んでいます。
次に「業」の宿があり、「栄・衰・安・危・成・壊・友・親」と続きます。
更に「胎」宿があって、「栄・衰・安・危・成・壊・友・親」と続き、最初の「命」に戻ります。
要するに、「命・栄・衰・安・危・成・壊・友・親」のグループ
「業・栄・衰・安・危・成・壊・友・親」のグループ、
「胎・栄・衰・安・危・成・壊・友・親」のグループ、

と言うように、三つのグループに分かれ、それぞれ九つの秘宿が輪になって並んでいて、
占命版の外側にある二十七宿に対応しています。
更に、その二十七宿は、その外側にある命宮の影響を受けています

この三・九の秘要の法(三・九の秘法)によって、相手との相性や、
日々の吉凶などを占う事ができます。

**三・九の秘宿による日の吉凶判断**
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二十七宿は「人間の星」を表すと同時に、毎日の「日の星」も表しています。
自分の本命宿と、その日の宿星との相性を見れば良いのです。
ここでは簡単にそれぞれの日宿に対する判断をご紹介します。

★命宿の日
 この日は本命宿と同じ宿星の日で、いわば誕生日の星です。
「自己の本命宿なれば、挙動百事によろしからず、身を調ふるに用ゆるは吉とす・・・虚空庵」
つまり、身辺を調えるには良いのですが、その他の事については行動を控える方が吉、と言う事です。
この日は生命の潮がもっとも高まる時で、神経が高ぶり、憂鬱で何かと考え込む寂しい日でもあります。
吉凶には必ずしも関係はありませんが、一般的には凶の日とされています。


★栄宿の日
この日は大吉ですが、前日の緊張感がやや影響していて、気分は必ずしも快調ではありません。
しかし、多少のお金が入るなどの慶事があり、何か行動を起こすには良い日です。


★衰宿の日
この日は凶日で、体調はすぐれず、何かにつけて不快なことが起こりやすい日です。
病気になったり怪我や事故にはくれぐれも注意して下さい。
ただし、悪事を止めて平常の状態に戻る事や、病気の治療や服薬などには吉です。
それ以外の事は全て積極的に行うべきではありません。
翌日が安宿なので、午後からは金運がよくなる傾向にあります。
旅行も凶ですから、控えたほうが良いでしょう。


★危宿の日
この日に交友、結婚、宴会など、人が集まるような遊び事をするのは良いのですが、それ以外の事は不可とされている凶日です。
散財したり、怪我をしたりすることもありますので、遊びは吉と言っても旅行は凶です。
約束事などのすれ違いも起こりやすく、誤算のある日なので注意しましょう。
昭和二年七月二十四日、芥川龍之介が睡眠自殺を遂げたのも「危宿」の日でした。
又、昭和五十七年二月十三日に急逝した江利チエミにとっても、この日は「危宿」の日に当たっていました。


★成宿の日
成宿は、栄宿につぐ大吉日で、物事が成就する日です。
「百年の大計を立てる」にも吉とされており、良いと決心したことは直ちに手を打つべきでしょう。
それは後日好結果として表れます。
ただし、あまり夜遅いと翌日の壊宿に近づくために、そうした吉の作用が薄れていきます。


★壊宿の日
まさしく凶の日で、戦いで言えば相手を降伏させたり、悪に制裁を加え、賊を討伐したり、物事を破壊する日には適しています。
それ以外の事は、全て凶となる悪い日です。
心身も不調になりやすく、物事も成就することはありません。
仮に契約が成立するような事があっても、それが後日の禍根となります。
この日に知り合った初対面の人に対しても、安易に心を許すべきではありません。
旅行も凶、病気や事故にも要注意の日で、病人などは生命に関わる日でもあります。
いずれにせよ、何事も積極的に出ないのが賢明で、じっと身を慎む事を心掛けて過ごしましょう。
ただし、自ら事を起こすべきではありませんが、借金など悪い事があればこの日に精算した方がよく、それが逆に後日の禍根を断つことにもなります。
又、他動的に金銭が入るなど意外に良い事が起こる事もあります。


★友宿の日
対人関係などがうまくいく吉日です。
この日は交友、結婚に相応しい日でもあり、精神的にも楽しく、仕事面でも実利があります。
とくに金銭にはもっとも縁が深い日です。


★親宿の日
この日は友宿の日によく似ています。
交友、結婚など特に良く、対人関係や物事も順調に運ぶ吉日とされています。
しかし、ホロスコープを見れば解るように、この親宿だけは翌日に「命」「業」「胎」が続き、同じ親宿でも三種類あるのが他の秘宿と大きく異なっているところです。
■命の前日の親宿の日
気分は重く、何事にもあまり動かずに、用事があれば手早く片づけておきましょう。
■★業の前日の親宿の日
善事に用いるなら吉日です。
翌日から『暗黒の日』に入りますので、他の事に用いると障害が起こることがあります。
■胎の前日の親宿の日
病気に縁があります。


★業宿の日
自分の前世が宿っている日であり、業宿は元来ビジネス以外は凶となります。
何かと障りが出やすい日なので、仕事以外の事は身を慎むのが無難です。


★胎宿の日

「命宿」の日に同じで、「百事を挙動するによろしからず」とあるように、何事もしてはならないという凶日とされていますが、半吉半凶であるとの説もあります。


**対人関係による宿星の特徴**
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命宿 この「命宿」は、自分自身の本命宿を示していて、占う場合は占う本人の宿星に占命版の「命」を合わせて占う。
★栄宿 =相手に力を与えて栄えさせる。
衰宿 相手に衰萎させて弱体化させる。
危宿 相手に力を与えず、運気を傾けて危地に追いやる。
成宿 相手に有利な資材を授けて希望を成就させる。
壊宿 相手に不利の地に導いて破壊させる。
友宿 運気相助けて友愛親密ならしめる。
親宿 運気相助けて友愛親密ならしめる。
業宿 「業」の相手は、自分の前世に関わりの深い関係で、強い因縁によって結ばれている、と言われている。
胎宿 「胎」の相手は、特に自分自身の来世に関係の深い関係と言われている。

■自分自身「命」と、「業」「胎」は、占命版上において三角形を成している。
「命」を挟んで、向かって左が「業」で、自分の前世に関わる物事を指し示し、右の「胎」は
自分自身の来世、或いは未来に関わる物事を指し示している。

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